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提灯紙のうちわ

7,700円

4 在庫あり

数量 :

名尾和紙 / 団扇


300年以上の歴史を持つ佐賀県重要無形文化財。
一般的な和紙は「楮(こうぞ)」や「三叉(みつまた)」を使っているが、名尾和紙は楮の原種である「梶」を原料としています。
梶は繊維が長く、和紙を漉く過程で繊維同士が絡みつくため、薄く仕上げても破れにくく頑丈な紙であることが特徴です。

佐賀県大和町名尾は和紙の里として知られていましたが、その伝統を継承しているのは「谷口手漉き和紙工房」の一件のみとなっています。
薄さと強さを兼ね備える名尾和紙は、提灯や障子紙などの光を通すものの需要が高く、祭りや伝統行事、博多座や太宰府天満宮にも使用されています。
「染め和紙」や「透かし和紙」のような新しい風合いの和紙を発表しています。

団扇は昔よりおしゃれの道具として、涼をとるため、炊事で火起こしや料理を冷ますため、光を避けるため、虫追いなどに使われてきた伝統的なものです。また、美しい団扇は海外でも高い評価を得て多く輸出されています。
生活環境の変化により実用面は縮小しましたが、夏場を中心に涼をとる生活の道具、日本の風情を楽しむおしゃれの小道具として今でも使われています。

名尾和紙を使用したうちわは薄く強度があるため、扇いだ時の硬すぎないしなやかな感触を感じることができます。
また、薄く仕上がっているので色や柄が光に映え、和紙から透ける柔らかな光もとても美しいです。
他にない強度の高さと、美しさは長く付き合える一品になります。


材質
本体:名尾和紙(梶)
骨組:竹

サイズ
長さ:約34cm
横幅:約26cm
扇骨:23枚

備考:一つ一つ手作りのため柄や色合いが若干異なる場合があります。